工業用機械刃物の
製造・再研磨・修理・販売

私たちの取り組み-Our concept-

技術を次世代に

当社代表は(鹿児島木材訓練校)の第25期卒業生であり、当社入社直後鹿児島県にて製材、木材の性質、帯鋸製造、研磨等の基礎知識を習得しており、当社の技術力の裏付けとなっております。平成7年時点で、この様な専門学校は日本に一校だけでしたが現在は廃校となっております。
昨今、後継者不足、職人の高齢化が進む中如何にこの技術を継承していくか他業界でも課題ですが製材業、研磨業も深刻な問題です。
現在製材所は大規模化し機械化も進んでおります。研磨屋も同じです。しかし機械には限界があり長く従事していても知識が伴わなければ職人にはなれません。そこで鹿児島訓練校の同期でもあり大切なお客様でもある株式会社 南薩木材加工センター様の五反田課長様のご協力を得て鹿児島県、鹿児島木材組合、某製材所様数社に鹿児島木材訓練校の再校計画を提案しております。

取得資格
・二級製材鋸目立技能士
・職業技能指導員
・古物商認可第441280002283号

 近年の製材は機械の材質や精度が向上し、細かく電子制御する事で高度化かつ高速化しており、それに伴い鋸にかかる負担も増大しております。
対応する鋸の製作には高い目立技術が不可欠であり、その根底にあるものが切削理論です。確かに目立て設備も一部自動化されたりと多少進化はしておりますが万能ではありません。基礎が無く、上部だけの目立て技術では成立しない時代となっており、基づく知識があれば相乗効果で技術は倍増します。その事からも理論は必要になります。

理論を知らないと?

・技術習得と継承が難しくなり時間もかかる
・欠陥鋸の製作に繋がり危険        
・せっかくの最新目立て機も使いこなせない
・製材機械と鋸の関係性が分からず、木材の知識や挽材技術も無い為、各々の機械にマッチングする鋸の製作も機械調整もできない
・不具合が生じた際、根本的な対処ができない
・良い製品を作れない(不良品増)
・工場の生産効率が低下する(歩留り悪化、コスト大)

以上のような結果になりかねません。
製材機械の保守管理をする上でも理論は必要です。整備された機械と、技術ある目立士が製作した鋸そして、それらを扱う高度な挽材技術無くして良い製品は出来ません。
この様な考えの元、金森社長のご意見に賛同し、業界の明るい未来のためにも木材訓練校の再開校が必要と考えます。

株式会社 南薩木材加工センター
ソーメンテナー 五反田淳司